「蜜蜂と遠雷」・・・直木賞を受賞した作品があります。

これは、ある国際ピアノコンクールを舞台にして書かれたものですが、モデルとなっているのが「浜松国際ピアノコンクール」。これは、3年に1度、浜松で開催される世界的にも非常にレベルの高い国際ピアノコンクールです。

幼少の頃からピアノを習っていた私は、ピアノコンクールにも興味があります!

昨年11月に第10回目が開催されました。才能のある若いピアニストが、世界から浜松に集まります。今回は、すでにプロのピアニストとして活躍している方(牛田智大さん)も参加する、と言うこともあり非常に注目されました。
コンクールは、一般公開され客席にお客様が入ります。そして、インターネットでリアルタイムで配信もされます。

このコンクールに出場するにはかなりの曲数を準備しなくてはなりません。
予選〜2次予選〜3次予選〜本線、と進みますが、ソロでの演奏、室内楽の演奏、そして、本線ではオーケストラと一緒にピアノコンチェルトを演奏する、ということでかなりの体力・精神力が求められます。

ピアノコンクールでは、通常、会場にあるピアノを使用します。バイオリンなどと違って「自分の楽器で弾く」ということは、ないわけですね。ちょっと、視点を変えて見てみると、ピアノコンクールは、楽器と調律師の方のコンクールでもあるように私は感じています。

例えば、この浜松国際ピアノコンクールでは、出場者は「3つのメーカーのピアノから予選前に、10分間で自分が弾くピアノを選ぶ」のです。
世界的にも有名なアメリカのピアノメーカー・スタインウェイ、そして日本のヤマハ、カワイの合計3社のピアノから自分に合ったピアノを選んで、本選までそのピアノで演奏をしていきます。

今回、本選には6名が進みました。6名全員が、日本のメーカーを選んでいたのが興味深かったです。もちろんメーカーのコンクールではありませんが、調律師の方は神経をピアノに注ぎ込んで最高の演奏が引き出せるように調律をするわけです。

今回、優勝したトルコのジャン・チャクムルさんが選んだピアノは、カワイのピアノでした。牛田さんは、日本人最高順位の第2位でした。(ピアノはヤマハ)
こうして、コンクールをちょっと違う視点から見てみるのも面白いように思います。次回3年後の11回目の時は、ボランティアとして参加してみたいな〜と思っています!

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