最近、特に「言葉の重み」について考えることが多くなりました。
メールでのやり取りが増えてきたこともあるように思います。
対面や電話の場合は、相手の表情、声のトーン、話し方などから話が的確に伝わっているかどうか、確認することが出来ます。
しかし、メールではそうはいきません。
そういう意味で書いたのではなく・・・といった、こともよくあることです。

文章にすると「言葉の意味の取り違え」もよく起こります。

言葉を書いたり、発したりするときにはその言葉の届く先の相手の反応や思いに、想像力を働かせなくてはならないと感じます。
特に大震災の後「がんばってください」という言葉が多く使われていますが、何か「他人事」のように聞こえることもあります。
「一緒にがんばりましょうね」と伝えた方が、同じ「がんばる」でも少し意味合いが違うように思います。

公の立場の方々は「言葉の重み」をどのように理解していらっしゃるのだろうか?
イタリアの原発に関する国民投票に対し「集団ヒステリー」と発言した日本の某政治家がいるが、大変失礼な言葉の使い方ではないでしょうか?

相手の立ち場になってみることの難しさ、そしてその必要性。
まだまだ、私たちは学習が足りないように感じます。

大震災から3か月が過ぎて、未だ復旧の見通しも立たない状況がある現実。
私は、被災された方にかける言葉が、見つからなくなってきています。

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あの3月11日の大震災から3か月がたちました。
あっという間の3か月でした。

今年は、春の桜も5月のゴールデンウィークも若葉の季節もなかったように感じます。
あっという間に時が過ぎてしまいました。
でも、時は確実に流れていて、今日が3か月目になります。
被災地では、まだまだ復旧もままならない状態です。

一瞬のうちに家族・住んでいた家・思い出を津波に流された多くの方がいらっしゃいます。
親を亡くした子供たち、子を亡くした親たち。
「家は、また作れるけど、人は作れない・・・」とインタビューに答えていた方がいらっしゃいました。
本当にその通りです。
今まで、普通に暮らしていた日常を、一瞬のうちにすべて失う・・・想像がつきません。

あの日、私はたまたま家で仕事をしていました。
生まれてから経験したことのない大きく長い揺れに、恐怖を感じ、現実をすぐには受け止めることが出来ませんでした。
ピアノが動き、ガラス食器がガチャガチャと音を立てて割れていきました。
地震がおさまり、テレビをつけてみると、まるで映画の世界かと思わせる、現実の惨状が映し出され、しばらく茫然と画面を眺めていたことを思い出します。

余震におびえた一晩でした。

この大震災で亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りすると同時に、被災された方々が一刻も早く、元の生活に戻ることが出来るよう、願ってやみません。
それには、今、私たちが出来ること、そして、被災地のことを決して忘れてはならない・・・という気持ちを常に持つことが大事なんだと思います。

この震災から多くのことを学びました。
みんなで協力すること、助け合うこと。
相手の気持ちを思いやること。
優しい気持ちを持つこと。
今まで忘れかけていたことを意識の中にとり戻すことが、出来ました。

復旧・復興はまだまだこれからです。
普通の生活、いつもの生活・・・かけがえのないことのように思います。

地震・津波・原発・・・日本は、瀕死の重傷です。
多くの国々の方が救援隊で、助けにきてくださいました。支援物資もたくさん届けてくださいました。
自衛隊・消防・警察・そして多くのボランティアの方・・・
その方々の活動を見ているだけで、胸が詰まります。

被災された方々が「いつもの日常」を取り戻す日まで、私たちは「3月11日午後2時46分」を忘れてはならないと改めて思います。

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出張で金沢に行った折、金沢在住の友人が「面白い博物館があるよ」と教えてくれました。
仕事の合間に少し時間が取れたので、早速行ってみることに・・・

さまざまな蓄音器が並べられていました。エジソンの発明時は「蘇生器」と呼ばれていて、声をよみがえらせる機械だったそうですが、次第に音楽を再生し、それを楽しむエンターテイメント性を持つようになったのですね。

レコードが出来、LP、SP、カセットテープ、CDとすさまじい技術革新で、アナログからデジタルへ・・・いつでもどこでも、音を楽しめるようになったわけです。

ここの蓄音器舘では、時間によって実際に蓄音器の音を楽しむことが出来ます。

タイミングよく、蓄音器の視聴ができました。まず、大きな音にびっくり! そして、とても柔らかな音質で、時々針のザーザーという音が逆に心を癒してくれるように感じました。

その昔、箱の中から美しい音が聞こえてきたときの感動は、きっと言葉では言い表せなかったのではないでしょうか?

「今は、なかなかそんな感動がないな~」と思いながら、100年以上前の音を楽しんでまいりました。

まさに「音楽」の原点ですね!

蓄音器博物館.jpg

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このたび、ソフィアコンサルティング株式会社様との共催で、以下のセミナーを開催いたします。是非、ご参加ください。

          ~現場力を高めるためのグループコミュニケーション~

           開催日程:平成23年6月14日(火)13:00~17:30
           開催場所:野村コンファレンスプラザ

    詳細は、こちらから 

    ※お問合せ・お申し込みなど弊社でも受け付けております。

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現代は、知識・情報・データが山のように存在している。それらのうちのどれを選択して、どう活かすかという以前に、’取捨’すること自体が大変な作業になっている。しかし、それは決断に不可欠な要素である。
ここで、ある問題を設定する。
「多くの可能性から一つを選択するのと、少ない可能性から一つを選択するのとでは、あとになってどちらが後悔しやすいか?」
答えは、前者である。

たくさんの可能性のなかから一つを選択するほうが、少ない可能性から一つを選択するより後悔しやすい、という傾向がある。

         羽生 善晴著  『大局観』   ~自分と闘って負けない心~ 
                              
                           「選択肢が多いことは、迷いにつながる」より

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