こんにちは、ウイルネス代表の福田一史です。
実はこのブログでは「初めまして」ですね。
これまでは弊社もう一人の代表・上野の記事のみでしたが、今週から福田も登場します。
元パーソナルトレーナー&パーソナルジム経営
僕がウイルネスに参画し代表になったのは、2015年のこと。その前はパーソナルトレーニングジムを経営しており、更にその前はパーソナルトレーナーをしていました。
ウイルネスは2005年創業以来、企業研修を提供してきた企業ですが、2015年に僕がジョインしてからパーソナルトレーニングジム事業を立ち上げ、昨年2018年に事業譲渡しました。現在、そしてこれからは、人材育成領域に注力していく予定です。
フィットネスと人材育成。
全然関係ない仕事だと言われることも多いですが、僕は全然そう思っていません。
人材育成とフィットネスは、まったく同じ
人材育成もフィットネスも、どちらも「人が変わる」ための方法です。
英語にすれば、筋トレはmuscle development、人材育成がtalent development。
対象とするのが「身体能力」なのか「仕事のスキル」なのかという違いはあれど、それを実践するのは同じ「人間」です。
(余談ですが、筋トレはmuscle trainingじゃないんですね。あと、日本語でも「筋肉トレーニング」と書いてあることがありますが、本当は「筋力トレーニング」です。)
フィットネスのトレーニングは、筋肉や関節に負荷をかけることで、身体がその負荷に「適応(フィット)」し変化します。
人材育成の研修(これも英語ならtrainingですね)でも、様々な課題を与えることで、脳がそれに適応して行動の変化が起きることを期待します。
以前は、脳にはそうした「変化する能力(可塑性)」があまりない、と思われていましたが、今ではむしろ筋肉などと同じように「適応・変化」することが知られています。
「仕事のスキル」とは、思考や行動の集積です。それを変化・成長させるというのは、思考や行動を司る「脳の働き」を変えることに他なりません。
そう考えると、人材育成とフィットネス、まったく同じことだと思いませんか?
フィットネスの切り口で人材育成を考える
フィットネストレーニングには、体系化された科学的方法論が存在します。
その立場から考え直してみると、人材育成・研修のあり方には「ちょっと変」なところが意外とあります。
今後、このブログでも「フィットネス」の切り口から人材育成を考えて、
・研修や人材育成でよくやってるけど、トレーニング理論的には変なこと
・トレーニング理論のコンセプトを、研修に適用するとどうなるか?
と言ったことを書いてみたいと思っています。
何はともあれ、今後ともよろしくお願いいたします。