気分が安定せず、感情で部下をコントロールしようとする管理職、意外と多いように感じます。このような管理職の元では、部下は萎縮し仕事もうまくいかなくなります。

経営者として、こういう管理職に対して、どんな「付ける薬」があるでしょうか?

1.「率直に伝える」と言う薬

感情的になっている場面を実際に見た段階で、すぐに別室に呼んで落ち着かせてから

「今なぜそんなに感情的になっていたのか?」

を冷静に聞き取りましょう。

その上で、社長としてはどんなマネジメントをして欲しいか、思いを率直に伝えると良いと思います。

2.「質問してみる」と言う薬

管理職の面談時などに

「コミュニケーション、どう思うか?」
「部下との関係、どう感じるか?」
「怒りや感情的になるときはあるか?」

といったことを質問してみるのも一考です。その時に、単発で質問するのではなく、振り返りを促す質問を重ねることが大切です。

3.「思いを共有する」と言う薬

そうは言っても管理職は大変な役割です。

その役割の重さを共有し、社長自身の体験談などを話してみることも、一つの薬になるでしょう。

その中で、感情で部下をコントロールすることが、得策ではないことに気づいてもらえれば、ベストだと思います。