出張で金沢に行った折、金沢在住の友人が「面白い博物館があるよ」と教えてくれました。
仕事の合間に少し時間が取れたので、早速行ってみることに・・・

さまざまな蓄音器が並べられていました。エジソンの発明時は「蘇生器」と呼ばれていて、声をよみがえらせる機械だったそうですが、次第に音楽を再生し、それを楽しむエンターテイメント性を持つようになったのですね。

レコードが出来、LP、SP、カセットテープ、CDとすさまじい技術革新で、アナログからデジタルへ・・・いつでもどこでも、音を楽しめるようになったわけです。

ここの蓄音器舘では、時間によって実際に蓄音器の音を楽しむことが出来ます。

タイミングよく、蓄音器の視聴ができました。まず、大きな音にびっくり! そして、とても柔らかな音質で、時々針のザーザーという音が逆に心を癒してくれるように感じました。

その昔、箱の中から美しい音が聞こえてきたときの感動は、きっと言葉では言い表せなかったのではないでしょうか?

「今は、なかなかそんな感動がないな~」と思いながら、100年以上前の音を楽しんでまいりました。

まさに「音楽」の原点ですね!

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