昨日、アメリカ・オレゴン州でPacific Dreams,Inc.(http://pacificdreams.org/)を経営している、酒井社長のセミナーを聞きに行きました。

酒井社長とは10年ほど前からお付き合いがあり、日本に帰国される折にはランチなどご一緒します。
その際、アメリカの「生の話題」を教えていただいております。(そのお話が結構、面白い!!)

実は、若かりし頃に勤めていた「三菱マテリアル」で同時期に在籍していたのですが、部門が全く違っていたので存じ上げずにいました。
10年前にひょんなことから出会い、その時に初めてそのことを知ってお互いにビックリしたことがあります!笑

ご縁は不思議ですね。

酒井社長は、日本に帰国すると様々なセミナーを開催されるのですが、アメリカに進出する企業などから絶賛されています。

今回のセミナーは「翻訳とリライティング」

昨日も、欧米向けに日本のホテルや旅館などがホームページに何を記載をすれば良いか? どのように記載すれば良いか? という要望が多かったそうで、そこに焦点を当てたセミナーでした。

タイトルは、「翻訳とリライティング」。つまり、ただ言葉を英語から日本語に。日本語から英語に・・・という翻訳は、もはや「翻訳」とは言わない。。。という内容でした。

「記憶に残るメッセージを伝えていくことが今は、求められるようになってきている」とのお話で、特にホームページなどは、マーケティングを意識したものにしていく必要があり、記憶に残るメッセージは不可欠ですよ〜〜とのことでした。記憶に残るメッセージとは・・・


Simple:単純明快
Unexpected:意外性がある
Concreteness:具体的である
Credibility:信用できる
Emotion:感情に訴える
Story:物語性がある

これらを踏まえたメッセージが記憶に残るそうです。ちなみに頭文字を取って“SUCCES”というそうです。

また、どうしても英語に訳せない単語は、

おもてなし、いただきます、お疲れ様です、わび・さび、引き継ぎ、担当者、忖度・・・

などは、英語に訳すことが非常に難しいとのことでした。(確かにね・・・)

そもそも「引き継ぎ」という概念はなく、あえていうなら“hand over”だそうです。
パワハラ、コストパフォーマンスも和製英語なので、これは「全く通じない」とのことでした。

(ちなみに、、、)


パワハラ → Abusive Conduct
コストパフォーマンス → Cost Effective

(なら通じるそうです。)

そして、「プロフェッショナルな響きのある英語を是非、使って欲しい!」とのことで、一例を挙げると・・・


Report → Update
Skill → Expertise
Understand → Grasp
Advanced → State of the arts
Use → Leverage

などだそうです。日本人が翻訳する英単語は、意外と「陳腐」と思われていることが多いそうです。へえ〜〜〜と思いました!

今アメリカで大ブームの日本人女性とは?

そして、アメリカでは今現在、「Kon Mari」が大ブームだそうです。

近藤麻理恵(通称・こんまり)さん・・・ご存知ですか?
34歳の片付けコンサルタントで、日本でも「人生がときめく片づけの魔法」という本がベストセラーになりました。

そして現在アメリカでも「Kon Mari」の愛称で人気となり、「ときめき」を”Spark Joy”と名付けて「Spark Joyの伝道師」というブランド作りに大成功を収めているそうです。

なんと、世界30カ国に300名以上の「Certified KonMari Consultants」を輩出しているそうです! びっくりですね〜〜

酒井社長の奥様(Eileen Sakaiさん)もハマっているそうです。笑

(アメリカでは、整理していらなくなったものは「寄付」という形で、それを扱う店舗があるそうです。そこで査定してもらった金額は、税金の控除対象になるそうです。日本なら「メルカリで売る」ところですが、文化の違いですね〜)

酒井社長の次回セミナーは2019年夏です!

酒井社長、次回は今夏に帰国されるそうです。
また、セミナーを開催されますので「ちょっと興味があるな〜〜」という方は、ご連絡くださいね。ご紹介いたします!!