中学からの私の仲の良い友人が、

「高校の時からずっと勉強をしたいな〜と、思っていたことをやはり勉強しようと決心して、4月から大学3年生に編入することにした」

と連絡を貰いました。

私と同級生の彼女は、大学卒業後、銀行に入行して定年まで頑張って仕事をした人です。
その間、結婚をして、親の介護をして、忙しい毎日を過ごしてきて、ようやく今は自分の時間が十分確保でき、

「人生のまとめの時期にずっと勉強したいな・・・と思っていたことを勇気を出して、学ぶことにした」

というのです。

もちろん、学費もかかりますし、新しいことも覚えなくてはなりません。それより、彼女が言っていたのは、

「その勉強をしたから、と言って、ほとんど役には立たない。勉強したことを役立てて仕事をする、何か社会貢献が出来るか?と言ったら、多分ないと思う。でも、私は勉強してみたい」

ということでした。

私は、その強い思いが、ある意味社会貢献のように思います。

大学に行けば、多くの方との出会いがあります。刺激も受けるし、若い学生さんには社会人の先輩、人生の先輩として、伝えてあげられることもあると思います。

何より「学びたい」という気持ちが素晴らしいと思います。

「学ぶ」ということは、非常に幅広く、日々の仕事、日々の会話からも学ぶことはたくさんあります。どんなところにも「学びのタネ」は、あるのです。

「学び方」は人それぞれでも、生きている以上「学び続けることが何より大切」だと私は思います。私は、これから大学で学ぼうとしている友人を誇りに思いますし、応援し続けようと思っています!