気遣いの仕方にもいろいろありますね。
先日の日曜日、昨年亡くなった友人にお線香をあげにご自宅に伺いました。
ご主人から丁寧なご案内が・・・
・現在、中学生の息子と二人暮らしのため、たくさんの食べ物は不要です
・お花は、切花で1000円くらいのものを希望します
・駅から拙宅までの間にお花屋さんが3軒あります
・お茶菓子は、できればシンプルなチョコレートケーキが息子の大好物です
・コーヒーか紅茶は、用意いたします
・ただ、カップは洗って帰っていただくことをお願いしております
・妻(亡くなった私の友人)の思い出話をゆっくりしたいと思います
といったことが、事前にメールで送られてきました。
確かに、伺う私としては「どうしよう・・・」「何を持って行こう・・・」「お花はどんなのがいいかしら?」と迷っておりました。
細かくご希望を伝えていただいたおかげで、私も迷わずにすみました。
こういう気遣いの仕方もあるんだな~と思いました。
ご主人曰く「全てのことに終わりがある」とおっしゃっていました。
早いか、遅いかだけで、みんな「死」に向かって歩いている日々だと、改めて気づかされました。
だから、一日一日を大切に。
友人は、お医者様も驚くほど、前向きに自分の病気と闘ったそうです。
そして、病状の説明を受ける時には、必ず「質問」をして「どうすれば、より良くなるのか」を常に考え続けていた・・・とのこと。
彼女が残してくれたメッセージをしっかりと受け止め、限られた時間を精一杯、生きていこうと思います。