今、弊社では「人事顧問」というサービスを展開しています。これは、中小企業で社長が人事全般を見ていて「人事部門がない企業向けのサービス」です。簡単に言ってしまうと「社長の人事周りでのお困りごと、お助けします!」というサービスです。「人事の問題で悩みの多い社長の代わりに問題を解決していきます」っていうことです。
やることとしては、採用面接のフォロー、育成(研修などを含む)、社長の相談に乗ること、(大きな声では言えませんが)場合よっては、円満に退職していただく面談も行っています。もはや「人事のなんでも屋さん」ですね。
(社労士でなければ出来ない領域もあり、必要に応じて士業の先生とも連携しながら実施していきます。)
現在、このサービスを導入してくださっている企業の社員面談も毎月、弊社で実施しています。最初は「面談で外部の弊社には、あまり深い話は出ないのでは?」と思っていたのですが、全く逆の現象が起き、様々なことを話してくれています。もちろん「これは、自社の人には話さないでほしい」というものがあれば「絶対に話すことはありません」ということをお伝えしているのですが、今までそのようなことはなく「弊社から企業に伝えて欲しい」というようなこともあり「思っていたより、社員面談はまともに機能するんだな〜」と感じています。
ただこのような状態になるには、弊社と導入企業の社長との連携がとても重要で、弊社も企業の思いや理念を深く理解してから「顧問」として活動しております。
日本は経済規模に対して人材に投資をしていないことは歴然です。ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、カナダ、日本のいわゆるG7と言われている先進諸国。この国々の平均の8分の1ほどしか、日本は人材に投資をしていない、というデータもあります。
多くの中小企業経営者は「日本の学校教育に問題があるよな〜」と言いながら、自社の人材育成や人材開発にも投資していないのが現状だと思います。
中小企業にとって「人事」というのは、実はとても重要な課題なのですが、どうしても後回しにしてしまっている企業(社長)が多いと感じます。
人材育成は、小さなことの積み重ねです。例えば、社員が「お客様がとても感謝してくださり、何度もありがとう、とおっしゃってくださいました」と言ったら、「なんで、お金を出す側のお客様が、感謝をしてくれたのだと思う?」ということを問いかけてみてください。社員の答えに対してのフィードバックがとても重要なのです。ぜひ、このようなことが出来る企業を目指して欲しいと思います。続けているうちに企業も社員も成長し、外部の顧問などいらない自走できる組織になっていく筈です。ただし「続ける」ということが、何より重要なことです。
このようなことを社長と一緒になって弊社が「伴走者」となり、お手伝いして行くのが「人事顧問」のサービスです。